★リフトアンカーボルトとは
リフトアンカーボルトはコンクリート基礎に植設し、パッキンと土台を貫くL字型アンカーボルトと、アンカーボルトに螺合する大口径の座金を融合した長ナットからなる木造建物の土台固定用アンカーです。
★従来のアンカーとの違いは・・・
アンカーのコンクリート基礎に埋め込み、基礎と土台の間にパッキンを入れ、ナットで固定する作業手順は従来とほとんど変わりません。 最大の特徴は、リフトアンカーボルトが20cmもの稼動ねじ部を有し、地盤沈下の場合最大10cm土台を上げることが可能なことです。(右図参照) 地盤沈下で土台が傾いてしまった場合、低くなった部分の長ナットを緩めて土台をジャッキで上げ、厚めのパッキンに交換して長ナットに交換して長ナットを締めます。床下作業なので、基礎や床・壁などを壊すことなく短期間に、しかも安価に修復可能です。
★万が一に迅速な対応が可能・・・
地盤調査を十分に行った工事とはいえ、地盤沈下の不安は付きまといます。
予測不可能な地盤による不同沈下、長い間の地盤沈下。いずれにせよ万が一の場合的確に、迅速に修復することが望まれます。
これまでの水平修復工事では、家具を一時撤去したり、基礎を壊したり、壁や床を剥がしたりと、工事日数も工事費用も多くを要し、施工業者も家主も相当のストレスでした。
低くなった箇所を微調整できるリフトアンカーボルトを敷設することで、この問題を一挙に解決。工事費用は従来の約10分の1、それにともない工事期間も大幅に短縮可能となります。
★専用ジャッキでより迅速に・・・
リフトアンカーボルトとともに、修復効率を上げる専用ジャッキも取り揃えております。
★リフトアンカーボルトの主な仕様
●L字型アンカーボルト:長さ450mm 径12mm ●座金付六角長ナット:19×135mm クロメートメッキ ●1セット:25本
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